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「不妊」と呼ばれる状態はどういうことを指すのでしょうか。妊娠を目指すためにも不妊に関する基礎知識は知っておいた方がいいでしょう。不妊の原因を追求する前に、まずは簡単な妊娠の阻害ポイントを覚えておきましょう。
まず最初に不妊の定義ですが、「妊娠を望んでいる夫婦が、そのために性生活を営んでいても2年間妊娠しない状態」にあることが一般的に不妊とされています。
これは、避妊しなければ1年以内に8割、2年以内に約9割の方が妊娠しているという客観的なデータから言われていることで、つまり残りの約1割の方が不妊ということになります。
最近では1年以内に妊娠しない場合を不妊と呼ぶこともあるようですが、いずれにせよ1年経っても妊娠できない場合は、何かしらの対策が必要になると考えておいた方がいいと思います。
実際に日本ではどれくらいの方が不妊とされ、実際に不妊治療を受けているのかを見てみましょう。
すでに説明したとおり、15〜44歳までの生殖年齢の夫婦の約1割が不妊とされており、その数はなんと140万組以上にもなります。
しかし、この中で実際に不妊治療を受けている夫婦はわずか40万組程度と半分にも満たないという驚きのデータがあるのです。それでも全国で40万組もの夫婦が不妊治療を受けていることになりますから、その数は決して少ないとは言えないのです。
不妊治療を受けている夫婦の数が多いことが分かりましたが、不妊夫婦に対する割合が半分以下であることを考えると、まだまだ受診率が低いのが現状です。
受診率が低い原因として、主に以下のようなことが考えられます。
他にも、普段から健康的な生活をしていれば、「自分はいつでも赤ちゃんができる」「まさか自分が不妊であるはずがない」というように思い込んでしまっている可能性も十分に考えられます。
確かに健康状態も大切ですが、不妊というのは様々な原因が考えられることを忘れないで欲しいと思います。そして、その原因から目をそらすのではなく、しっかり現実と向き合う勇気を持ってもらいたいと思います。
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