妊娠しやすい体位

妊娠しやすい体位というのは、「より多くの精子を子宮まで送り込むことができる体位」とお考え下さい。多くの精子を子宮に送り込むことができれば自然と受精の確率もあがりますので、ぜひ一度実践してみて下さい。

妊娠しやすい体位って具体的にどういう体位？

それでは具体的に、妊娠しやすいと言われている体位にはどんなものがあるか見てみましょう。他にもいくつかあると思いますが、特におすすめの体位を3つ紹介させていただきます。

正常位

男性が上、女性が下になる体位で、もはや説明不要なほど一般的な体位です。女性がひざを少し立てると、子宮全体が後傾になって精液がこぼれにくく精子が子宮まで到着しやすくなります。

後背位

いわゆる「バック」と呼ばれる体位で、女性が四つん這いになり、男性は膝をついて女性の腰をひきつけるように後ろから挿入します。後背位は、ペニスの挿入が深くなるので妊娠しやすい体位です。

後側位

後背位（バック）の体制のまま、横向きに寝た状態の体位です。骨盤下部を圧迫せず、卵管や子宮に精子が届きやすいことから妊娠しやすい体位と言われています。女性が背中を少し反らせると、男性器の挿入がより深くなり効果的です。

逆に妊娠しにくい体位もあるの？

もしも赤ちゃんをつくることが目的なら、騎乗位や座位、立位はおすすめできない体位になります。（決して妊娠できないわけではありません。）それらの体位では男性器の挿入が浅くなり、子宮が下を向くので自然に精液が女性器から流れ出やすくなってしまうためです。

ただし、妊娠しやすい体位と言われているものは、医学的に証明されたわけではありません。あまり体位に固執するよりも、お互いの愛情が溢れる仲良しをすることが大切です。

「こういう体位が妊娠しやすいらしいよ」ということで、精神的なプラス効果も期待できますから、参考にしながら夫婦でぜひ取り組んでみて下さい。